そしてやっとの事で車に到着したら
パパンがいなかった。
当然だけれど車の鍵も閉まっていた。
再び愕然。そして呆然。
ボンネットの上にでも米を置いて探しに行けば良いのに、
再び10kgを抱え直してパパンを探して一人トボトボと駅前を歩きました。
知らない人(まだ人見知りが激しかった)はこんなに沢山いるのに、
なんでお父さんだけがいないんだろう・・・。
重たくて心細くて悲しくなって涙目になった時、
休憩所のテントで
のんびりお茶を啜っているパパン発見。
しかも
「お〜!こっちだこっち!お菓子あるぞ〜!」
って。
今思い出すと
どうしてあの時米袋で殴り倒さなかったんだろうと
激しく後悔しますが、当時はいっぱいいっぱいだったんですね。
パパンを見つけた瞬間、次から次へと涙が出て来て
でもお米を持っているから拭えなくてボロボロでした。
その後娘が抱えている荷物に気付いたパパンが絶句した後、
慌てて米袋を持ってくれましたが、
まさか米10kg当てるとは思いもしなかったんだろうなあ・・・。
私も想像すらしなかったですけどね。
あ、家で待っていたママンは大喜びしましたよ。
お米も美味しくいただきました。
今回お米を持って行った時、パパンが
「そう言えば前も米当てたことあるよな〜?」
とか呑気な事をおっしゃっていたので、
当時の恨みつらみを思う存分語らせていただきました。
今では良い思い出ですけどね(笑)
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